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四大の論考

タロットをより深く理解する上で学ぶべき知識は、かなり量にのぼります。
例えばそれは、西洋の秘教的伝統の全般に及ぶとも言えますし、近代的な心理学の知識も必要になって来るかも知れません。
西洋の四大論や占星術などに用いる天体の知識、象徴主義、神話学、ユダヤのカバラー等。いざ深く理解しようと思うと、これほど多くの難題が待ち構えている訳です。
しかし、決して急ぐ必要はありません。
自分の生活スピードにあわせて、人生と共にゆっくりと学んでいけば良い事です。

さて、タロットをより深く理解する上で、かなり重要な要素をここで解説して行きましょう。
当校のタロット講座でも扱っている内容ですが、占術の世界観を知る上でも有益な内容である為、当校の学生に対する補助教材として。また、当校に足を運んで頂きました皆様の為に、公開しようと思います。

今回は【四大(しだい)】と呼ばれる概念について解説して行きます。

これはタロットカードで言えば、小アルカナ(マイナーアルカナ)の四つのスートや、コートカード(宮廷カード)を理解する上で、とても重要な考え方となるものです。

【四大】とは、【万物は火・水・風・地の四つのエレメントによって成り立っている】と言う考え方です。
この【四大論】の提唱者として有名なのが、古代ギリシャの哲学者であるエンペドクレスです。

勿論、彼がこの説にたどり着くまでの間に、他の多くの学者たちの研究が関わっています。
後世では、プラトンなど有名な哲学者も四大について論じた文章を遺していますし、医学の父とも呼ばれるヒポクラテスも、この四大論をベースとした医学的な知見を遺しています。
あらゆる事物を四つに分けるという事自体は、人間の感覚としても不思議な事ではないでしょう。
方位を東西南北の四方に分け、季節を春夏秋冬の四季に分け、時間を朝昼夕夜の四つに分けるなど、感覚的にも理解しやすい所かと思います。

さて、タロットカードでは、【棒のスート】を【火】に、【聖杯のスート】を【水】に、【剣のスート】を【風】に、【貨幣のスート】を【地】に分類しています。流派の違いにより多少の差異はあるものの、それ程大きな違いは見られません。

タロットカードのスートで象徴される四大のエレメントは、カードを解釈する際に重要な意味を持つ事になります。
特に小アルカナの場合は、スートで象徴される四大の性質と、数字で象徴される作用とが合わさる事によって、実際的な解釈を行う事になるのです。
それでは、四大の性質について、一つずつ解説して行きましょう。